『ONE PIECE』の物語序盤、ルフィとゾロが最初に対峙した海軍の強敵として強烈な爪痕を残した元海軍第153支部大佐「斧手のモーガン」。かつて東の海(イーストブルー)のシェルズタウンを恐怖政治で支配していた巨漢の将校ですが、海軍本部中将ガープの護衛艦から脱獄して以降、本編の表舞台から忽然と姿を消しています。
原作が最終章に突入し、実の息子であるヘルメッポが海軍本部少佐(SWORD隊員)としてめざましい成長を遂げる中、ファンの間では「モーガンは今どこで何をしているのか?」という疑問が再燃しています。本記事では、モーガンの壮絶な過去から脱獄後の足取り、そして最新動向に至るまでを徹底的に解明します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:モーガンは扉絵連載「コビメッポ奮闘日記」でガープの船から脱獄後、小舟で逃亡したまま本編未登場。
- 要点2:かつては熱血海兵だったが、キャプテン・クロの策略と催眠術により人格が歪み暴君へと変貌した。
- 要点3:息子のヘルメッポが立派な海兵へ覚醒した現在、最終章での再会やクロスギルド絡みの再登場が注目される。
【脱獄後の行方】モーガンは現在どこへ消えた?扉絵連載が示す足取り
ルフィに敗北したモーガンは、海軍第153支部(シェルズタウン)の支配権を失い、海軍の法廷へ送致される身となりました。その移送を担当したのが、他ならぬ海軍の英雄モンキー・D・ガープ中将です。
短期集中表紙連載『コビメッポ奮闘日記』において、モーガンは護衛艦の引き渡し時に突如暴れ出し、ガープを切り裂いて息子ヘルメッポを人質に小舟で逃走。その後、海兵としての覚悟を決めたヘルメッポに決別を言い渡され、モーガンは単身で小舟に乗り海原へと脱出しました。その逃避行中、同じく逃走中だった元クロネコ海賊団のジャンゴと海上ですれ違うコミカルな描写を最後に、公式の行方は途絶えています。
2026年現在の作中時間軸においても、彼が新世界へ渡ったのか、それとも東の海のどこかで潜伏しているのかは明かされていません。しかし、海軍から追われる身となった元大佐が、裏社会や賞金稼ぎの世界へ身を投じている可能性は極めて高いと見られています。
【過去の経歴と闇】キャプテン・クロの策略が生んだ悲しき暴君
モーガンがなぜあれほどまでに権威へ執着し、市民を虐げる暴君へと堕ちてしまったのか。その原因は、かつて軍曹時代に遭遇したキャプテン・クロ(百計のクロ)との死闘に隠されています。
当時、真面目で骨のある海兵だったモーガンは、クロの襲撃を受けて部隊を全滅させられ、自身も下顎を砕かれる重傷を負いました。その際、クロの部下であった催眠術師ジャンゴの能力により、「自分がキャプテン・クロを捕らえた」という偽の記憶を植え付けられたのです。偽のクロを処刑台へ送った功績で一気に大佐へと上り詰めたモーガンですが、この催眠と顎の破壊、右腕を斧へと改造した経験が、彼の精神を「絶対的な力と権力への妄執」へと歪ませてしまいました。
【ガープを切り裂いた一撃】モーガンの強さと懸賞金換算の実力
モーガンを語る上で欠かせないのが、海軍の生ける伝説であるガープ中将を一刀両断した衝撃的なシーンです。当時、ガープが立ったまま居眠りをしていたという偶然が重なったとはいえ、巨躯から繰り出される右腕の巨大な斧の一撃は、海軍中将の強靭な肉体に鮮血を流させるほどの威力を誇りました。
海兵であるため懸賞金は設定されていませんが、初期のイーストブルー編における戦闘能力は、当時の賞金首水準で言えば500万〜800万ベリー前後に匹敵する実力を有していたと考えられます。悪魔の実の能力を持たない生身の人間でありながら、石造りの建造物を両断するパワーは、序盤のボスキャラとして十分な脅威でした。
【親子の決別】ヘルメッポの覚醒とモーガンが遺した因果
親の権力を笠に着てシェルズタウンで威張り散らしていた息子ヘルメッポと、モーガンの親子関係は冷酷そのものでした。モーガンにとってヘルメッポは「自分の偉大さを示す装飾品」に過ぎず、脱獄の際にも躊躇なく盾として利用しています。
しかし、父に切り捨てられた経験こそがヘルメッポの転機となりました。ガープの元でコビーと共に血のにじむ特訓を重ねたヘルメッポは、現在では「海軍本部少佐」兼「機密特殊部隊SWORD」の隊員として、数々の死線をくぐり抜ける立派な戦士へと成長を遂げています。傲慢だった父を超え、真の正義に目覚めた息子の姿は、初期からの読者にとって最も胸を打つ成長ドラマの一つです。
【実写版キャストと声優】国内外で評価された重厚なビジュアル
Netflixで世界的大ヒットを記録した実写版『ONE PIECE』でも、斧手のモーガンは第1話のメインヴィランとして強烈なインパクトを残しました。演じたのは南アフリカ出身の実力派俳優ラングレー・カークウッド(Langley Kirkwood)です。金属製の下顎と巨大な斧を忠実に再現したビジュアルと、圧倒的な威圧感は海外ファンからも大絶賛を集めました。
また、アニメ版でモーガンを演じたのは名優・銀河万丈さんです。重厚かつ威厳に満ちた低音ボイスが、モーガンの冷酷さと狂気を見事に表現し、初期アニメの名シーンを彩りました。
【最終章での再登場考察】クロスギルドの台頭とモーガンの行く末
最終章を迎えた現在、モーガンの再登場シナリオとして最も有力視されているのが、バギー率いる「クロスギルド」との合流、あるいは接触です。
クロスギルドは海軍に懸賞金をかける組織であり、元海兵でありながら脱獄囚となったモーガンにとっては、身を寄せる、あるいは海軍への復讐を果たす上で格好の受け皿となり得ます。また、かつて因縁のあったキャプテン・クロやジャンゴの動向とも絡め、東の海の旧敵たちがどのような形で最終決戦の波に巻き込まれるのか、ファンの考察は尽きません。
【斧手のモーガン】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:モーガンは現在、どこで何をしていますか?
A1:表紙連載『コビメッポ奮闘日記』でガープの船から小舟で逃亡して以降、本編には登場していません。逮捕された公式記録はなく、逃亡・潜伏を続けていると考えられます。
Q2:ガープに傷を負わせたのは本当ですか?
A2:事実です。ただし、ガープが立ったまま居眠りをしていた無防備な状態であったための一撃であり、実力差によるものではありません。
Q3:モーガンとキャプテン・クロの間にはどんな過去がありますか?
A3:海軍軍曹時代、クロに襲撃され下顎を砕かれた上、催眠術で「クロを捕獲した」と思い込まされました。この歪んだ出世が彼の暴君化の引き金となりました。
まとめ:激動の最終章で親子の再会はあるのか
初期の悪役でありながら、その後のコビーやヘルメッポの成長に決定的な影響を与えた斧手のモーガン。海軍の英雄候補へと登りつめた息子ヘルメッポと、追われる身となった父モーガンが再び相まみえる日は来るのか、今後の展開から目が離せません。 (出典: 斧 手 の モーガン(Yahoo!ニュース))